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  • 執筆者の写真benvindamoz

モザンビークの世界遺産 モザンビーク島

モザンビークの北部・ナンプラ州に位置するモザンビーク島は、想像を超えるほど透明で綺麗な海、海の幸を豊富に使った美味しい料理で観光客を魅了しています。主要観光地として知られるモザンビーク島は、モザンビークの唯一の世界遺産でもあります。

モザンビーク島は、全長3km、幅が200~300mの島です。島自体は大きくないので,徒歩で容易に観光することができます。モザンビーク首都のマプトからの行き方は、飛行機でナンプラ空港まで飛び、そこからタクシーか乗り合いバスで、島まで行きます。島に入るには、長さ3kmの橋を渡る必要があります。

島で獲れる新鮮な海の幸は最高です。夏になればウニも獲れるそうで、コップ一杯のウニが日本では考えられないほど安く手に入ります。他には,ロブスターのグリルやカニコロッケ等、島ならではの海産物が食べられます。「マタッパ・デ・シリシリ」というモザンビーク島の名物料理もおすすめです。シリシリと呼ばれるつぶした海藻を使ったマタッパはモザンビーク島でしか食べられません。

モザンビーク島は、ポルトガル植民地時代には首都として機能していました。1498年にポルトガル人航海士ヴァスコ・ダ・ガマが到達する以前から、アラブ商人が頻繁に往来していたことからも、当時から交通の重要拠点であったことが分かります。

島内には16世紀に入植したポルトガル人によって建てられた要塞、聖堂、宮殿などが残っていて、島を散歩しながら楽しむことができます。



その中でも、1558年~1620年の年月をかけて建造されたサン・セバスチャン要塞(高さ12m、幅780m)は、植民地時代の建造物として重要な価値があります。そこから眺めるインド洋は絶景で、大航海時代の偉人たちの姿を彷彿させます。

モザンビーク島は日本とも関わりがあります!16世紀、天正遣欧少年使節の4人が、ヨーロッパから日本への道中、乗り継ぎ船を待つため、モザンビーク島に滞在しました。彼らは、最初にアフリカの地を踏んだ日本人と言われています。

そんなモザンビーク島にも日本が支援しているプロジェクトがあります。2004年から2009年にかけて、日本政府は、UNESCOを通じて1.1百万ドル(約1億円)を拠出し、モザンビーク島の観光資源である遺跡の劣化防止措置を講じ、サン・セバスチャン教会の修復作業等を行いました。2019年には草の根無償資金協力事業により、モザンビーク島小学校校舎の増築を行いました。



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